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憧れの街シカゴ

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アメリ三大都市と言われている

ニューヨーク、ロサンゼルス、そしてシカゴ。

 

まず3大都市と聞いてシカゴが浮かぶ人はそんな多く無いでしょう。

(僕も最初知らんかった)

 

シカゴはアメリカで一番訪れたい町で

なんで広大なアメリカ本土の中で一番なのか、

それは僕がシカゴ・ブルズの大ファンだから。

 

単純で薄い理由だけど、それだけで十分でしょう。

LAが好きな理由にレイカーズがあるから、ウォリアーズが近いから

それだけでも理由になるでしょう。

 

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この日はブルズの観戦の為にシカゴを訪れました。

友人宅から車で5時間。意外と近かったんだなぁと。

州で言うと、ミシガン州からイリノイ州

移動の間にインディアナ州を挟みます。

 

その間には時間変更線があります。

日本では無縁ですが、アメリカ本土では時差の関係で

時間変更線が存在するんですね。デカ過ぎ。笑

この線を通過するとき、僕のiphonは壊れたかのように

時間が異次元になっておりました(笑)

この付近に住んでいる人は大変だなと思いましたね。

 

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多分これを見たことある人は多いと思う。シカゴシアター。

シカゴのダウンタウンと言えば色んな映画やドラマの撮影地にもなってるよね。

 

スパイダーマンが戦ってたり、バットマンが飛んでたり。

ドラマで言えばこのシカゴシアターの向かいのビルで食事のシーンがあったりね。

そうプリズン・ブレイク

この看板を見れただけでも満足なレベルでした。

 

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これも有名なビル。

っていうかシカゴは建設物で有名。

シカゴ大火災後に建設業が盛んになり、今のシカゴがあるらしい。

歩いてみて思ったけど、日本車も多かった。

特にトヨタ。車種はやっぱりプリウス

広大な車社会のアメリカで燃費の良い日本車は売れるでしょう。

ガスも安いしね。

 

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昼食はシカゴピザ!!!

シカゴの名物でもあるシカゴピザ

記事が厚く、チーズが濃厚過ぎました。

何枚でも食べれる気がしたけど、さすがに駄目でした(笑)

シカゴの中でも有名な名店に連れてってもらいました。

人が並んでいて、なかなか席に着く事も出来ず。

外で待っていたけれど、寒かった〜。

あ、シカゴの女性はダウンのロングコートを着ている人が多く、

身長も高くてかっこよかった〜。

ニューヨークの人をニューヨーカーと言うように

シカゴの人は何て言うんでしょうね?

 

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五大湖の一つ、ミシガン湖にあるネイビーピア。

夏場はここで食事をする人も多く、かなり賑わうようで。

冬場でも中にはレストラン、ショップが並び、

十分楽しめるスポット。

 

社会の教科書でも習った五大湖

まさか自分がその湖の一つを訪れるなんて

当時の僕は当然思ってなかったよね(笑)

 

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星条旗ってなんでこんなにかっこいいんでしょうね。

右にあるのはシカゴの旗。これまたかっこいい!!

風が強く旗は常に揺られていました。

そう、シカゴは風の街「windy city」とも言われてますから。

 

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シカゴ・ブルズのファンということで興味を持ったシカゴ。

蓋を開けてみればアメリ三大都市

実際に訪れてみると大都会。

ロサンゼルス、ニューヨークはまだ行けてないけど

最初に訪れた大都市がシカゴで本当に良かった。

時間の関係ですべての観光地には行けなかったけど、

十分過ぎな程に感動しました。

シカゴの空気を吸えただけで、僕ももっと飛べるような気がしました。

うん、かっこいい(笑)

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Chicago Bulls vs Phoenix Suns

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ユナイテッドセンターを訪れたときの話。

シカゴ・ブルズの大ファンである僕ちゃんにとって

アメリカで一番訪れたかった場所。

 

そもそも何故シカゴのファンになったのか?

もともと僕はミニバス時代からNBA選手は大好きだけど

チームのファンになる事はそこまで多くなかった。

 

アイバーソンが好きで当時の76ersには若きカイル・コーバー、

アンドレ・イグドーラなど後のオリンピック選手も在籍していた。

しかしアイバーソンは好きだけど、76ersが好き!という訳ではなかった。

 

それから華の2003年組がデビューを果たし

僕はドウェイン・ウェイドの大ファンになりました。

 

2006年にマイアミ・ヒートが優勝し、その頃のロスター

ウェイドを始め、シャキール・オニール、ユドニス・ハスレム、

ジェイソン・ウィリアムス、アントワン・ウォーカー、ゲイリー・ペイトン

アロンゾ・モーニング、ジェームズ・ポージーなど

若手からベテランまでバランスが良かったです。

むしろズルいくらいですね(笑)

 

その頃ウェイドが大好きで当然マイアミに優勝して欲しいと願っていました。

でも特にマイアミのファンです!という感覚ではなかったです。

自分に素直になれていなかったのでしょうか(笑)

 

その後シカゴにとんでもない選手がドラフトされました。

それがデリックローズ。

初めて見たときの衝撃。当時はまだインサイドで攻めるのが主。

ローズほどのアスレティックプレイヤーはさほどいなかったと思います。

ウェストブルックも同じタイプと言えますが、当時はまだローズが上手でしたね。

 

ただ僕としてはその様なタイプのポイントガードはあまり好きではなく(笑)

どちらかと言えばアシスト主体で得点も取れるクリス・ポールの様なガードが好きでした。

 

でもそのシーズンはセルティックスばっかりチェックしていました。

BIG3結成した中でレジョン・ロンドにハマっておりました(笑)

 

そのシーズンのプレイオフ一回戦、セルティックスvsブルズ

史上最高の一回戦とも言われているこのシリーズ。

 

当然セルティックスを見ていた僕はまたこのタイミングで

「デリック・ローズやべぇな」となります。笑

 

僕の頭の片隅からローズから離れなくなりました。

そして2012年プレイオフ。あの事故が起こりました。

前十字靭帯断裂。

 

ローズは終わったなど色々と言われていましたが

その頃の僕は気づいたらローズのシグネチャーモデルを履いていました(笑)

 

そんな中でそろそろファンと呼べるようなチームを探そうと思っていましたが

やっぱりなんだかんだでマイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペンなど

90年代のブルズの印象が強いNBA

 

そこで僕はシカゴ・ブルズを応援しよう。

ローズ早く戻ってこい。となり晴れてシカゴ・ブルズファンとなりました(笑)

ローズに関してはこれから沢山の苦難があり、

それをずっと見てきました。

 

そんな中で一番訪れたかった場所

それがユナイテッドセンターです。 

 

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数日前にデトロイトで試合を見たときとある違いを感じました。

それは観客の数。

どちらも好カードとは言えない試合でしたが、

明らかにシカゴのほうが観客数が多く感じました。

これもシカゴ・ブルズの歴史の影響かな?

 

 

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この日は90年代のイベントが行われていました。

カラオケでBackstreet Boys-I want it that wayを始め

多くの90年代の名曲が流れていました。

 

ハーフタイムにはなんとクーリオの登場!!

gangsta paradice を生で、しかもタダで、しかも偶然聞きました(笑)

 

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ロビーには色んなところにMJの姿があり、

さすがの一言でした。

びっくりしたのはカーク・ハインリックの壁紙があった事。

シカゴにとってキャプテンカークも間違いなくレジェンド。

 

そしてユニフォームを着ている人たちは

見た感じローズを着ている人が多かったです。

マイケル・ジョーダン以来のドラ1でまたシカゴに栄光を期待させたローズ。

移籍してもファンの心にはローズがいたんでしょう。

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この試合は上の方の席で観戦しました。

個人的には出来るだけコートサイドにいたかったんですが(笑)

 

でもそのおかげでシカゴの歴史をしっかり見る事が出来ました。

ローズがきっかけでシカゴファンになり、

改めてシカゴ・ブルズは凄いなと。

 

いつかデリック・ローズに会いたいなと。

そんな彼は今デトロイト・ピストンズで大活躍。

なんで俺が行ったときにシカゴにもデトロイトにもいないんじゃ(笑)

 

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試合は無事シカゴの勝利!

ちなみにシカゴのロスターにはザック・ラビーン、ジャバリ・パーカー、

ジャスティン・ホリデイなど若手を中心に。

相手のサンズにはデビン・ブッカーや個人的にめちゃくちゃ嬉しかったのは

クロフォード。ベテランとは思えないクイックネスを持っていました。

 

当然好きな選手がいた方が面白いに決まっているけど

選手はみんな、間違いなくNBA選手!

学べることは山程ある。だってNBA選手なんですからね。

 

初めて見たNBA Detroit Pistons vs Cleveland Cavaliers

 

バスケットをしている以上、「いつかはNBAを見たい!」

と思っている人がほとんどではないでしょうか? 

 

僕もその一人です。

バスケットボールに出会ったのは小学校3年生

その頃のスーパースターは沢山いましたが

僕のイチオシはアレン・アイバーソン

 

バスケが上手いのはもちろんですが、

なんと言ってもかっこいい!

ヘアバンド、スリーブなど身につけている事や

コーンロウのヘアスタイル。

 

NBAってなんぞや?な状態でしたが

当然マイケル・ジョーダンは知っていた。

しかし今のようにすぐ気になる選手の動画が見る術は無かったわけで、

マイケル・ジョーダンはもはやアメリカのバスケ凄く上手い人レベル。

 

当時は運が良ければBSでオールスターだったりが写っていたような記憶が。

ミニバス時代の友達と録画し合ったりしてどうにか見れた時代。

 

そこに映っていたのが「アレン・アイバーソン

初めて見たときにシンプルにかっこいいと思い一気に溶け込みました。

 

バスケットボールは見るよりするのが好きだったので

マイケル・ジョーダンは知っていても見ようとは思っていませんでした。

アイバーソンをきっかけに色んな選手を知っていく中、

私が小学校5年生の頃レブロン・ジェームスがドラフトされました。

 

当時は私が住んでいた町にもポスターが貼られるほどの人気でした。

華の2003年組という事で今でも好きな選手達がこぞってデビューしました。

 

その中で僕が一番ドハマリしたのがドウェイン・ウェイド

今は引退してしまいましたが、僕は毎日ウェイドをチェックしていました。

 

時代によって色んな思いがありましたが

当然いつかはNBAを見に行きたいと思うようになりました。

 

社会人学生として始まった20代。

学校が休みのときは仕事があり、仕事が休みのときは学校があり。

と、大きな休みは取れないでいましたが、

色んな思いがあり、社長に相談し、行かせてもらえるようになりました。

 

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リトルシーザーズアリーナ-デトロイト・ピストンズ本拠地

10年以上の夢はここで叶いました。

まさかデトロイトになるとは思ってなかったですが(笑)

 

当時のロスターは主に、

レジー・ジャクソン

イシュ・スミス

ジー・ブルック

ザザ・パチュリア

ブレイク・グリフィン

アンドレ・ドラモンド

以上ピストンズ

 

またこの試合の対戦相手

クリーブランド・キャバリアーズ

ジョーダン・クラークソン

コリン・セクストン

ケビン・ラブ

カイル・コーバー

JR・スミス

レブロンがLAに去り一瞬スター軍団になってた直後のキャバリアーズでした(笑)

 

両チームともに贅沢なメンバーでしたが

もうちょっと早かったらこのときのキャブスは

4敗から優勝した最強ウォリアーズを倒したチーム。

レブロン・ジェームス

アイザイア・トーマス

デリック・ローズ

ドウェイン・ウェイドなど

大好きで止まない選手たちが見れてたのかも(笑)

 

 

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初めてゲートをくぐるときも、試合前にカフェで休憩してたときも

手の震えが止まりませんでした。

選手が入場してきてやっと実感したのと

ずっと画面越し、雑誌で見てた選手達が目と鼻の先でシューティングしてるの。

 

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ロビーではご存知、アイザイア・トーマス。

バットボーイズ、ジョーダンルールを作った人たち。

ピストンズの歴史ではまずのこの方々。

 

でも世代としては2004年頃だね。

ビラップス、ベン・ウォーレス、ラシード・ウォレス、

プリンス、ハミルトン、この5人は絶対に外せない。

NBA LIVEで無双してた方々(笑)

 

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そして忘れていけないのがこの人。

10番のロッドマン。

桜木のモデル。ロッドマンから学ぶ事は

リバウンドだけじゃなくてディフェンスの泥臭さ。

有名だけど体現出来ている人はなかなか少ないでしょう。

 

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その2世代の優勝トロフィー。

もう10年以上取ってないけど、デトロイトって都市の繁栄や

最初に見たNBAホームコートって事で、

ここがファイナルの場所になって欲しい。

 

だって今一番大好きなデリックローズがいるから!笑

 

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試合はピストンズの勝利!

ドラモンドとグリフィンはもっと評価されるべき。

このときはまだルーキーだったセクストンも今はグッドプレイヤー。

実際に生で見た選手が今も現役で活躍しているのは本当に嬉しい!

 

色々思いはあるけれど何て言えばいいか分からない。

ただバスケしている人なら絶対に行くべき!

色んな発見だったり感動だったり、そんなレベルじゃない事も感じられる。

まさに夢の空間にいたようなそんな感じ。

 

日本からも直行便が出ています。

僕は名古屋セントレア空港からの直行便で

デトロイトメトロポリタン空港へ君臨しました(笑)

 

あ、NBAの影響のせいか

アメリカ自体が大好きでアメリカ本土に降り立った瞬間も

本当に来ちゃったんだ、、。

ってな感じでなかなか飛行機降りられませんでした。

 

 

またいつか絶対に戻ってきます。

出来ればコートサイドで(笑)

この何日か後、シカゴへ移動しブルズの試合を観戦するのである。

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ちなみにリトルシーザーズアリーナでは

一眼レフ等のプロカメラは持ち込み不可で、

GoProはOKでした!(笑)

魚眼で見るとこんな感じ。

 

トレーナーを目指したきっかけ?マジック・ジョンソンに会えた日?michigan state university

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ミシガン州立大学

あのバスケットボールの神様

ロサンゼルス・レイカーズのスター、

アービン・マジック・ジョンソンの母校でもあります。

 

アメリカ在住の知り合いの教え子がこの大学で働いているとの事で

内部まで視察させて頂いたときのこと。

 

 

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この日はトレーニングルーム、コンディショニングルームから

応接室からロッカールーム、練習用コート、メインコートまで

なにもかも見させて頂きました。

 

アメリカ大学ディビジョン1ビッグテンカンファレンスに所属する大学

例えば留学で来るとしたら果たしていくら掛かるのかな?笑

そのぐらいの価値のある経験をさせて頂きました。

 

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まず一番驚いた事はミシガン州立大学のロゴ。

これでもか!ってくらいそこら中に張り巡らされていました(笑)

まぁかっこいいからね。

 

そして写真で見るとどこかの大手のスポーツジムですか?

っと思いません?笑 大学なんですよねぇ。

もうびっくりですよ。

 

スポーツ先進国のアメリカとなると、大学でもこのくらいの設備があるようです。

またキャンパス内を歩いて色々感じましたが、アメリカの大学生は

もう半分社会人のように感じました。なぜかは分かりませんが(笑)

 

このクォリティに対してアスレティックトレーナーや理学療法士が何名いるのでしょう。

その選手に対し何時間のトリートメン卜やストレングスを行うのでしょう。

 

そして僕が一番テンションがあがったのがこちらの部屋。

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そしてここにもやっぱりミシガン州立大学のロゴ(笑)

施設の凄さに圧倒され「すげぇ」としか言っていなかった僕ですが

このときだけは違った。

 

目がハッとなりニヤニヤが止まらず、

このとき僕が思ったのは「あ、俺はこんな場所で働きたいんだ」

と、突然シンプルな答えが出ました。

 

べットの形はNBAの中継で試合終わりの選手がインタビューを受けたり

ドキュメンタリーを受けているときに寝ているまさにあれでした。

 

でも考えてみると機材等を見てみると

僕が働いている整骨院と特に変わらないということ。

しかし僕らは悪魔でビジネスの為に行っている。

生活の為に行っている。

 

ここもビジネスとは変わらないが

ここのスタッフは売上のことは気にせず、

ただその選手一人の為に集中して治療が出来る。

 

またアメリカのアスレティックトレーナーは国家資格で

ドクターや理学療法士と同等の位置づけにあるとの事。

日本のクリニックでは悪魔で医師の診断により

どの様な施術を施すのか決定される。

理学療法士に決定権はないと聞く。

 

その点柔道整復師の僕としては

急性、亜急性の治療に関しては診断は出来ないが自分で診る事が出来る。

しかし患者さんは結局はお客さん。

この考え方は間違っているが、今の業界はどこも数字からは逃げられない。

 

「こんな場所で仕事がしたい」

そう思ったのはそこにある。

何も利益のこと考えなしに、しっかり選手の状態と向き合って

まずはマイナスからゼロに戻す。そこから先はストレングスコーチに任せ

ゼロからプラスにもっていく。

 

その関係性、環境があれば自分自身の余裕も出来るし

色んなパターンのインプットが可能となる。

これが本当になりたい自分の姿が見えた瞬間でした。

 

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これからアメリカでアスレティックトレーナーを目指すことも考えました。

でもその前にやらないといけない事に気づきました。

今の自分は「怪我した人やどこか痛みのある人を治す事しか出来ない。」

それだけでいいのか?結局今は整骨院で痛みのある人をゼロに戻しただけ。

より良い、生活の質を上げるためにはそれだけでは駄目。

結局プラスに持っていかないとその人を本当に「治す」ことは出来ていないんじゃないか?

 

柔道整復師の可能性を上げるためにもそれは学ばないといけないと感じ

アスレティックトレーナーではなく、ストレングスを学ぼうと決めました。

実際にアメリカでBOCの試験を受けアスレティックトレーナーとなった方と

対談させて頂いたり、インスタグラムでメッセージを送ったりと現地の情報を集めました。

 

今の日本は情報も進化しているから全然日本で学んでも大丈夫。

むしろアメリカの場合ビザの取得が難しい。

また法律が変わり2020年からはアメリカの大学院を卒業しないと

BOCの試験が受けれないと言うこと。

 

コミカレに入り、4大に編入し、それから大学院を卒業し国家試験を受けると言うこと。やっとそれだけの試練をクリアしてもビザの取得が難しいという事。

 

そんな事実を受け今でも色んな事を考える。

でも「こんなところで仕事がしたい」と思ったその感覚は

今でも鮮明にあり、どんな形であってもいつかは!という思いで

現在整骨院でケアの勉強をしつつ、プロチームにてストレングスをさせてもらってます。

本当にありがたい事ですが、志ざせば近づけるんだと今では強く思います。

 

またこの日男子の練習が午後からという事でしたが

その練習にマジック・ジョンソンがサプライズで来たと後日報告が。

完全なニアミスで、もしかしたら同じ時間にマジックが側にいたのかもしれない。

 

 

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トレーナーって何でしょう?

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ミシガン州立大学

僕は20歳の頃「一生バスケットボールに関わりたい」

そんな事を思い描き、柔道整復師を志しました。

 

なんで柔道整復師なの?

一生バスケットボールにどうすれば関われるのか。

プレーヤーはそのうち引退がくる。社会人で楽しくやるってのも

正直身体が追いつかないのと、いつかは辞めるでしょう。

監督は?僕に監督としてのバスケIQは無いし、審判のセンスも足りません(笑)

 

あ、そう言えば学生時代整骨院の先生が帯同してたな。

俺はそれになればいいんだ。

それが僕がトレーナーを目指すきっかけとなりました。

 

色んな思いがあり高卒で就職した会社を2年で退職し

新しい夢の道へと進みました。

色んな思いなど語りたいところですが、ここでは省きます。

 

学生時代から地元の整骨院で働きながら

夜間学校へ通う生活を送り、無事国家資格を取得しました。

 

まずここでの僕の目標は国体のトレーナーを目指すことでした。

地元開催が行われ成年男子バスケットボールはベスト4でした。

準決勝の相手は東京で当時は実業団、bjリーグ選手が揃っており

その相手に善戦したものの延長の末敗退しました。

 

地元チームのエース選手が膝を故障し延長は出られませんでした。

もしこのときトレーナーが残り10分走れるようにする技術があれば?

僕はそんな事を思いながら、自分がその存在になればいいと決めました。

 

成年男子の選手の皆さんはほぼ知り合いだったことや

高校の先輩などがいましたので、僕は成年男子のトレーナー機会を得ました。

本当に感謝です。

 

国体チームに帯同する中でも色んな経験をさせて頂きました。

ある日、県外遠征がありその遠征先の相手はBリーグ熊本ヴォルターズでした。

ベンチワークをこなしながら反対側のベンチでは同様にトレーナーが。

プロチームのトレーナーってどんなレベルなんだろう?

そこで新たな夢が持てたのです。

 

国体のトレーナーも経験出来、

自分の描いた理想が意外とトントンと叶っていきました。

 

バスケに関わりたいといった単純な思いはどんどん深まっていきました。

悪魔でこの活動はボランティア。というか趣味。

整骨院で働きながらずっと違和感を持っていました。

 

その違和感は何なのか?答えが分からず

僕は本場アメリカに答え探しへ行きました。

その訪問先がミシガン州立大学でした。

 

 

 

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僕の知り合いがアメリカ・デトロイトにてバスケットボールのコーチをしています。

その方に連絡し相談したところ、とりあえず一旦来てみ?と言われ

会社に迷惑かけながらも自分の欲のまま道を進みました。

 

バスケットボールをしている以上当然NBAを見に行きたい!

などそんな夢もありましたので迷いはありませんでした。

 

当然高卒で就職し、働きながら学校となかなかハードな生活を送っていた為

これが初めての海外渡航でした。

シカゴ・ブルズのファンであるため自分の初海外はシカゴ!

と決めていましたが、全く予想外のデトロイトでした。

 

無事デトロイトに到着し友人に迎えに来てもらいました。

友人は僕のためにこの旅でお前の人生変えちゃる!なんて言われ

ワクワクが高まりました。

 

このときはまさか自分があの有名なミシガンステイ卜に行けるなんて

当然思ってもみなかったです。

 

この旅で僕はミシガン州立大学の他にデトロイト・ピストンズ

シカゴまで連れてってもらい、シカゴ・ブルズメジャーリーグドーム訪問など

いろんな経験をさせてもらいました。

詳細は後々ブログに上げてこうかと思います。

 

なんでアメリカへ行ったのか?変な違和感の答え探しです。

違和感といっても活動する中でそれは何なのか、感じてはいました。

 

それはトレーナーってぶっちゃけ何なの?

ってことです。

 

今現在、専門学校へ講師としてお招きされる事がありますが

スポーツトレーナーになりた〜い!外傷がみた〜い!

って生徒がほとんどです。

 

そんな生徒たちに僕は「どんなトレーナーになりたいんですか?」

と必ず聞きます。でも具体的な返答はかえってきた事はありませんでした。

 

僕は当時感じていた違和感とは、トレーナーって治療するだけじゃないよね?

といった事でした。

 

自分に圧倒的に足りないのは、コンディショニングやトレーニングだ!

柔道整復師として活動していた僕。

しかし柔道整復師はジャンルで言うと医療。

スポーツ科学とうの知識はほぼ無いか、浅いのです。

 

柔道整復師理学療法士、医師、看護師等の国家資格保持者。

パーソナルトレーナーアスレティックトレーナー。

それぞれ得意分野があったとしても国家資格者はスポーツ科学は専門的には学んでいない。

そのことに気づき始めていた頃です。

 

その考え方が正しいのか?

国で違うんだから仕方ない?

色んな考え方はあるかもしれないけど、

実際にアメリカでは一つのチームに何十人もトレーナーがいる。

それはメディカルが専門だったり、ストレングスが専門だったり。

団体としてしっかりトレーナーの必要性が理解されている。

 

逆に日本ではスポーツ先進国に比べるとまだまだ発展途上。

チームに何十人ものトレーナーを専門別に雇うのも難しい。

だった日本でトレーナーを目指す以上、治療、ケアに含めて

コンディショニング、ボディメイク、これを学ぶ必要があると

アメリカで色んな事を見て感じ、次のステップを目指し、

今の自分と出会う事が出来ました。

 

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jr.ウィンターカップ予選 優勝

jrウィンターカップ県予選決勝が行われました。

結果は優勝!!

 

チーム結成からまだ数ヶ月。

クラブチームとして寄せ集めの中でとりあえずこの結果が出せたことはホッとしています。

 

他チームは3年生もおり身体的にも成長している分、2年生が多く若いチームとして明らかにフィジカル面で差が出ておりました。また経験という点でゲーム感覚的な面でもまだ劣っていました。

 

勝因としては入念なセットプレーの繰り返し繰り返し、、、

実戦で上手く機能するのか心配でしたが特にその点大丈夫でした。

 

しかし基礎練習が少ないせいかやはりハードにプレイした際のミスは多く、まだまだ荒削りです。トレーナーの役割としてはしっかり身体をつくりハードワーク時にしっかり決めてくる、おまけにAND1をもらえるようにすること。

 

何より中学生というこれからの世代。トレーニング方法はもとより、なぜそのトレーニングが必要なのかを理解させ効果を実感させると高校に上がったときに自分が何を修正すべきなのか考え、自分で動くことが出来ます。

 

私は高校時代、ジャンプ力をつけたいけどやり方が分からない。

今日はすぐに息切れする。今日はいつもよりリングが遠い。逆に今日はリングが近い。なぜ?しかし誰に聞けばいいかわからない。

そんな感じでした。

 

やはり経験に勝るものはない!これですよね!

 

さて、今日は決勝のみということで試合は11時からとやや遅めでした。

9時から会場使用OKが出ましたのでその時間からウォーミングアップを開始しました。

 

時間があるためこの日は選手全員マンツーマンでの指導を行いました。

番号順に一人ずつ呼び出し、今日の状態、数日間で身体に異常はなかったか等の確認を行いました。

 

当然選手はみんな学生。それなりに肩周囲、腰臀部周囲には固くなっています。その状態では上手く身体が機能せず本来にパフォーマンスは出せません。

 

硬結がある箇所は局所的に指圧を。ここでは基本的にスタティックストレッチを多く取り入れました。もちろん試合前にスタティックストレッチを行うと瞬発力は落ち、怪我のリスクを高くなります。本来は前日寝る前に済ませるべきものです。

時間のあるときは必ず行います。

 

全選手にトリートメン卜を行ったあと、ダイナミックストレッチを開始します。これが何を意味するかと言うと、しっかり疲労を取り可動域を修正した後、しっかり筋肉が機能するよう酸素、栄養素を送り込みます。

 

なかなかここまで入念にウォーミングアップする時間はありません。おかげ試合では3ポイントの調子が落ちていたシューターの選手が4本成功致しました。

利き手側の肩甲骨の可動性を出すといつもより軽く打てました。と。しかしこれは一つのカケでもありました。

 

選手の可動域を変えることは、いつも通りではなくなるということです。

選手によってはパフォーマンスを下げることにも繋がります。

 

トレーナーとしてただボケ〜っと試合、練習を見るのではなく、その選手が今どのような状態なのか、触ってわかるのではなく、動きを見て理解することが重要です。私はまだまだですのでしっかり養っていきたいものです。

 

全体的にはいつもより身体が軽く動けてるなと感じました。

一番わかりやすいのは走る際の一歩目です。特にカウンターなどの切り返し。

これはSAQトレーニングでも多く着目されていますが。股関節、足関節の動きが悪いと、オーバーランしてしまったり、切り返し後の一歩目が遅い傾向があります。

 

しっかりトリートメン卜することで、またしっかり関節を動かすことで全く動きが変わります。日頃のトレーニングも必要ですが、その時の動きが一番重要になります。

結果として怪我のリスクが低下します。

 

そして無事に県予選も制覇出来、次の舞台はjrウィンターカップ本戦。

1月の東京に向け課題もたくさん浮き彫りとなりました。

 

しばらくコンデショニングメニューを増やし、基礎体力に目を向けます。

チームに足りないものはたくさんありますが、そのほとんどは身体的なところでカバー出来ます。私のチームは縦のサイズも横のサイズも小さいのです。全国大会となれば中学生と言えど190センチ以上の選手はゴロゴロいます。

 

その選手たちに負けないためには、より強く、速く、ハードにプレイする事が重要です。またコンタクトにビビらないようフィジカルメニューもどんどん追加します。またこういったメニューを作成すると、どうしても追い込みをかけるようなメニューになってしまいます。

 

私は走るのが嫌いです。ただ嫌いなランメニューに遊びを入れるとどうでしょう?

フィジカルメニューにシナプソロジーを加えるとどうでしょうか?

きっと辛い中に、楽しさがあり結果として雰囲気も良くなります。

これからはスポーツ×楽しさをもっと追求する必要があります。

 

そうやって海外のスポーツ文化を取り入れていくことで

日本のレベルも飛躍的に上がるといいなぁ!

なんて思っちゃったりしています。

 

 

 

jr.ウィンターカップ予選2日目

先日、jrウィンターカップ2日目が行われ、

トレーナーとして帯同致しました。

その日は2試合準々決勝、準決勝がありました。

今回は一日に2試合以上ある場合のコンディショニングに焦点を当てましょう!

 

1.基本的な考え方

2.朝一番の試合の場合

3.2試合目に対する準備

4.まとめ

 

1.基本的なコンディショニングの考え

まず皆さんはコンデショニング(試合のパフォーマンスを最大化する為)について

何を目的で行っていますか?その目的を明確化させることで、日頃のストレッチの意識が変わります。

 

もちろん、ちょっと気晴らしに走ってみよう!など日頃から運動を行っていない方も対象です。毎日決まった距離を走られている市民ランナーの方、社会人クラブチームに所属している方、アマチュア、実業団の方、すべての方々に共通してウォーミングアップを少なからずしているはずです。

 

多くは、筋肉を伸ばして行うスタティックストレッチを行っていることでしょう。

近年では運動前にストレッチを行う事はパフォーマンス低下、怪我のリスク増加に繋がることもやっと常識として浸透してきていますね。

 

ストレッチはもちろん大切です。

ストレッチにも種類があります。

ここでは述べませんが、後述致します。

 

基本的な考え方と冒頭で述べましたが、ストレッチよりも大切な事です。

これはあまり常識として浸透しておらず、トレーナー、教員、指導者の中でも見落としている方が多いのではないでしょうか?

 

ではそれがなにか?心臓です。

人間は血液の流れにより酸素、栄養が供給され筋肉、内臓が働きます。

血流が良くなければ筋肉は寝ている状態です。

血流が良ければ筋肉は起きています。

 

皆さん朝ごはんは摂っていますか?

しっかり朝ごはんを食べると、元気に一日をスター卜出来ますよね?

それと同じなのです。

逆に朝ごはんを食べてないと、なんだかやる気が起きず、ぼーっとしたりします。

筋肉にしっかり血液が送られてないと筋肉もしっかり働きません。

 

また内臓に関してはしっかり血液が送られると、内臓機能も働きます。

すると本来の内臓の役目を果たしてくれた結果、ホルモンバランスが良くなり、

神経作用もしっかり働きます。身体の調子がすこぶる良くなります。

 

例え話を挟みましたが、それら循環を良くしているのはなにか?

全身に血液を送ってくれているのは心臓なのです。

 

なので運動前は急に動き出すのではなく、軽めに動く必要があります。

少しジョグするだとか、しっかり関節を動かすとか、

筋肉を伸ばすのではなく、動く事が必要になります。

 

筋を伸ばすと疲労物質等の老廃物が無くなりますが、筋線維を瞬発的に動かすには逆効果となります。よってパフォーマンスも低下します。少し動いた後に胸に手を当ててみてください。

心臓がボンボン働いているのを感じるはずです。

 

この動きが無い状態で急に激しい運動を行うと、心臓もびっくりし負担が大きいです。

心疾患をお持ちの方は特に注意が必要です。また急なポンプ作用に肺の動きがついていけず息切れしやすくもなります。そんな経験ある方いませんか?

 

これが少しでも頭にあれば明日からの運動意識も少し変わるはずです。

私達の身体の働きを良くしてくれている心臓様に感謝し労りましょう(笑)

 

2.朝一番の試合の場合

当然季節、気候によってもトレーニングメニューは作用されます。

特に冬場の朝一番の試合はもう最悪です(笑)

前述した心臓の事を考える=心拍数を上げる となります。

冬場の場合起床から2時間は空けておかないとウォームアップを行ってもなかなかベストコンディションにもっていくのは難しいです。しっかり早寝早起きし備えることが重要です。

今回の試合では第一試合でしたが試合自体は11時からとやや遅めで、10月にも関わらずそこまで寒くもなく、半袖でも暑いくらいでした。なので今回は特に変わったことはせず通常通りダイナミック中心でメニューを行いました。

 

これが真夏となると一番怖いのは熱中症です。

試合でのエネルギー消費、選手の状態も考慮した上でのメニュー作りが必要です。

また私はバスケットボールで室内でしたが、サッカー、野球など野外競技の場合でもメニューはガラリと変わってしまいます。試合の時間、気候、気温、気圧、会場の状態(冷暖房はあるのか、芝か土かなど)すべての条件を確認しましょう。



3.2試合目の準備

準々決勝を無事に勝利し、2試合目を控えていました。

しかし勝ちTOとのことで準決勝前はオフィシャルに入りコンデショニングを整える時間はありませんでした。コロナの影響もありハーフアップも無いため試合開始前の10分アップでしっかり整える必要がありました。この状況で重要なのは1試合目の疲労です。と言いたいところですが中学生、高校生は回復が早く全身的な疲労は割とすぐに回復し、むしろ2試合目の方が調子がいいといった選手がほとんどです。

しかし1時間程度TOの為座りっぱなしの場合、臀部、下肢の筋肉群は回復の速さと比例して硬くもなりやすいです。1試合目ほど動必要はありませんが、下肢筋群、臀筋郡、腰部や膝足首といった関節は再度しっかり動かす必要があります。

競技に特化した関節もしっかり動かしましょう。バスケットボールなら上記のものと、利き手側の肩甲骨もしっかり動かしいないと柔らかいシュートは打てません。

基本的に股関節を動かすと心拍数も上げやすいです。意識してみてください。



4.まとめ

結論、パフォーマンスアップ、怪我防止の為、しっかり筋肉を動かす、関節を動かす。そしてその際確認することに心拍数!今まで伸ばす事しかしていなかった方、明日からのメニューを変えてみましょう!必ず調子が変わるはずです。そしてもっと運動を楽しみましょう👍