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BリーグUチームトレーナー NASM-PES 柔道整復師 ピラティスインストラクター 

トレーナーって何でしょう?

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ミシガン州立大学

僕は20歳の頃「一生バスケットボールに関わりたい」

そんな事を思い描き、柔道整復師を志しました。

 

なんで柔道整復師なの?

一生バスケットボールにどうすれば関われるのか。

プレーヤーはそのうち引退がくる。社会人で楽しくやるってのも

正直身体が追いつかないのと、いつかは辞めるでしょう。

監督は?僕に監督としてのバスケIQは無いし、審判のセンスも足りません(笑)

 

あ、そう言えば学生時代整骨院の先生が帯同してたな。

俺はそれになればいいんだ。

それが僕がトレーナーを目指すきっかけとなりました。

 

色んな思いがあり高卒で就職した会社を2年で退職し

新しい夢の道へと進みました。

色んな思いなど語りたいところですが、ここでは省きます。

 

学生時代から地元の整骨院で働きながら

夜間学校へ通う生活を送り、無事国家資格を取得しました。

 

まずここでの僕の目標は国体のトレーナーを目指すことでした。

地元開催が行われ成年男子バスケットボールはベスト4でした。

準決勝の相手は東京で当時は実業団、bjリーグ選手が揃っており

その相手に善戦したものの延長の末敗退しました。

 

地元チームのエース選手が膝を故障し延長は出られませんでした。

もしこのときトレーナーが残り10分走れるようにする技術があれば?

僕はそんな事を思いながら、自分がその存在になればいいと決めました。

 

成年男子の選手の皆さんはほぼ知り合いだったことや

高校の先輩などがいましたので、僕は成年男子のトレーナー機会を得ました。

本当に感謝です。

 

国体チームに帯同する中でも色んな経験をさせて頂きました。

ある日、県外遠征がありその遠征先の相手はBリーグ熊本ヴォルターズでした。

ベンチワークをこなしながら反対側のベンチでは同様にトレーナーが。

プロチームのトレーナーってどんなレベルなんだろう?

そこで新たな夢が持てたのです。

 

国体のトレーナーも経験出来、

自分の描いた理想が意外とトントンと叶っていきました。

 

バスケに関わりたいといった単純な思いはどんどん深まっていきました。

悪魔でこの活動はボランティア。というか趣味。

整骨院で働きながらずっと違和感を持っていました。

 

その違和感は何なのか?答えが分からず

僕は本場アメリカに答え探しへ行きました。

その訪問先がミシガン州立大学でした。

 

 

 

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僕の知り合いがアメリカ・デトロイトにてバスケットボールのコーチをしています。

その方に連絡し相談したところ、とりあえず一旦来てみ?と言われ

会社に迷惑かけながらも自分の欲のまま道を進みました。

 

バスケットボールをしている以上当然NBAを見に行きたい!

などそんな夢もありましたので迷いはありませんでした。

 

当然高卒で就職し、働きながら学校となかなかハードな生活を送っていた為

これが初めての海外渡航でした。

シカゴ・ブルズのファンであるため自分の初海外はシカゴ!

と決めていましたが、全く予想外のデトロイトでした。

 

無事デトロイトに到着し友人に迎えに来てもらいました。

友人は僕のためにこの旅でお前の人生変えちゃる!なんて言われ

ワクワクが高まりました。

 

このときはまさか自分があの有名なミシガンステイ卜に行けるなんて

当然思ってもみなかったです。

 

この旅で僕はミシガン州立大学の他にデトロイト・ピストンズ

シカゴまで連れてってもらい、シカゴ・ブルズメジャーリーグドーム訪問など

いろんな経験をさせてもらいました。

詳細は後々ブログに上げてこうかと思います。

 

なんでアメリカへ行ったのか?変な違和感の答え探しです。

違和感といっても活動する中でそれは何なのか、感じてはいました。

 

それはトレーナーってぶっちゃけ何なの?

ってことです。

 

今現在、専門学校へ講師としてお招きされる事がありますが

スポーツトレーナーになりた〜い!外傷がみた〜い!

って生徒がほとんどです。

 

そんな生徒たちに僕は「どんなトレーナーになりたいんですか?」

と必ず聞きます。でも具体的な返答はかえってきた事はありませんでした。

 

僕は当時感じていた違和感とは、トレーナーって治療するだけじゃないよね?

といった事でした。

 

自分に圧倒的に足りないのは、コンディショニングやトレーニングだ!

柔道整復師として活動していた僕。

しかし柔道整復師はジャンルで言うと医療。

スポーツ科学とうの知識はほぼ無いか、浅いのです。

 

柔道整復師理学療法士、医師、看護師等の国家資格保持者。

パーソナルトレーナーアスレティックトレーナー。

それぞれ得意分野があったとしても国家資格者はスポーツ科学は専門的には学んでいない。

そのことに気づき始めていた頃です。

 

その考え方が正しいのか?

国で違うんだから仕方ない?

色んな考え方はあるかもしれないけど、

実際にアメリカでは一つのチームに何十人もトレーナーがいる。

それはメディカルが専門だったり、ストレングスが専門だったり。

団体としてしっかりトレーナーの必要性が理解されている。

 

逆に日本ではスポーツ先進国に比べるとまだまだ発展途上。

チームに何十人ものトレーナーを専門別に雇うのも難しい。

だった日本でトレーナーを目指す以上、治療、ケアに含めて

コンディショニング、ボディメイク、これを学ぶ必要があると

アメリカで色んな事を見て感じ、次のステップを目指し、

今の自分と出会う事が出来ました。

 

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