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BリーグUチームトレーナー NASM-PES 柔道整復師 ピラティスインストラクター 

jr.ウィンターカップ予選 優勝

jrウィンターカップ県予選決勝が行われました。

結果は優勝!!

 

チーム結成からまだ数ヶ月。

クラブチームとして寄せ集めの中でとりあえずこの結果が出せたことはホッとしています。

 

他チームは3年生もおり身体的にも成長している分、2年生が多く若いチームとして明らかにフィジカル面で差が出ておりました。また経験という点でゲーム感覚的な面でもまだ劣っていました。

 

勝因としては入念なセットプレーの繰り返し繰り返し、、、

実戦で上手く機能するのか心配でしたが特にその点大丈夫でした。

 

しかし基礎練習が少ないせいかやはりハードにプレイした際のミスは多く、まだまだ荒削りです。トレーナーの役割としてはしっかり身体をつくりハードワーク時にしっかり決めてくる、おまけにAND1をもらえるようにすること。

 

何より中学生というこれからの世代。トレーニング方法はもとより、なぜそのトレーニングが必要なのかを理解させ効果を実感させると高校に上がったときに自分が何を修正すべきなのか考え、自分で動くことが出来ます。

 

私は高校時代、ジャンプ力をつけたいけどやり方が分からない。

今日はすぐに息切れする。今日はいつもよりリングが遠い。逆に今日はリングが近い。なぜ?しかし誰に聞けばいいかわからない。

そんな感じでした。

 

やはり経験に勝るものはない!これですよね!

 

さて、今日は決勝のみということで試合は11時からとやや遅めでした。

9時から会場使用OKが出ましたのでその時間からウォーミングアップを開始しました。

 

時間があるためこの日は選手全員マンツーマンでの指導を行いました。

番号順に一人ずつ呼び出し、今日の状態、数日間で身体に異常はなかったか等の確認を行いました。

 

当然選手はみんな学生。それなりに肩周囲、腰臀部周囲には固くなっています。その状態では上手く身体が機能せず本来にパフォーマンスは出せません。

 

硬結がある箇所は局所的に指圧を。ここでは基本的にスタティックストレッチを多く取り入れました。もちろん試合前にスタティックストレッチを行うと瞬発力は落ち、怪我のリスクを高くなります。本来は前日寝る前に済ませるべきものです。

時間のあるときは必ず行います。

 

全選手にトリートメン卜を行ったあと、ダイナミックストレッチを開始します。これが何を意味するかと言うと、しっかり疲労を取り可動域を修正した後、しっかり筋肉が機能するよう酸素、栄養素を送り込みます。

 

なかなかここまで入念にウォーミングアップする時間はありません。おかげ試合では3ポイントの調子が落ちていたシューターの選手が4本成功致しました。

利き手側の肩甲骨の可動性を出すといつもより軽く打てました。と。しかしこれは一つのカケでもありました。

 

選手の可動域を変えることは、いつも通りではなくなるということです。

選手によってはパフォーマンスを下げることにも繋がります。

 

トレーナーとしてただボケ〜っと試合、練習を見るのではなく、その選手が今どのような状態なのか、触ってわかるのではなく、動きを見て理解することが重要です。私はまだまだですのでしっかり養っていきたいものです。

 

全体的にはいつもより身体が軽く動けてるなと感じました。

一番わかりやすいのは走る際の一歩目です。特にカウンターなどの切り返し。

これはSAQトレーニングでも多く着目されていますが。股関節、足関節の動きが悪いと、オーバーランしてしまったり、切り返し後の一歩目が遅い傾向があります。

 

しっかりトリートメン卜することで、またしっかり関節を動かすことで全く動きが変わります。日頃のトレーニングも必要ですが、その時の動きが一番重要になります。

結果として怪我のリスクが低下します。

 

そして無事に県予選も制覇出来、次の舞台はjrウィンターカップ本戦。

1月の東京に向け課題もたくさん浮き彫りとなりました。

 

しばらくコンデショニングメニューを増やし、基礎体力に目を向けます。

チームに足りないものはたくさんありますが、そのほとんどは身体的なところでカバー出来ます。私のチームは縦のサイズも横のサイズも小さいのです。全国大会となれば中学生と言えど190センチ以上の選手はゴロゴロいます。

 

その選手たちに負けないためには、より強く、速く、ハードにプレイする事が重要です。またコンタクトにビビらないようフィジカルメニューもどんどん追加します。またこういったメニューを作成すると、どうしても追い込みをかけるようなメニューになってしまいます。

 

私は走るのが嫌いです。ただ嫌いなランメニューに遊びを入れるとどうでしょう?

フィジカルメニューにシナプソロジーを加えるとどうでしょうか?

きっと辛い中に、楽しさがあり結果として雰囲気も良くなります。

これからはスポーツ×楽しさをもっと追求する必要があります。

 

そうやって海外のスポーツ文化を取り入れていくことで

日本のレベルも飛躍的に上がるといいなぁ!

なんて思っちゃったりしています。