OGYacademy

BリーグUチームトレーナー NASM-PES 柔道整復師 ピラティスインストラクター 

トレーナーを目指したきっかけ?マジック・ジョンソンに会えた日?michigan state university

f:id:boxout_31:20200601001114j:plain

ミシガン州立大学

あのバスケットボールの神様

ロサンゼルス・レイカーズのスター、

アービン・マジック・ジョンソンの母校でもあります。

 

アメリカ在住の知り合いの教え子がこの大学で働いているとの事で

内部まで視察させて頂いたときのこと。

 

 

f:id:boxout_31:20200603013941j:plain

この日はトレーニングルーム、コンディショニングルームから

応接室からロッカールーム、練習用コート、メインコートまで

なにもかも見させて頂きました。

 

アメリカ大学ディビジョン1ビッグテンカンファレンスに所属する大学

例えば留学で来るとしたら果たしていくら掛かるのかな?笑

そのぐらいの価値のある経験をさせて頂きました。

 

f:id:boxout_31:20200331031001j:plain

 

まず一番驚いた事はミシガン州立大学のロゴ。

これでもか!ってくらいそこら中に張り巡らされていました(笑)

まぁかっこいいからね。

 

そして写真で見るとどこかの大手のスポーツジムですか?

っと思いません?笑 大学なんですよねぇ。

もうびっくりですよ。

 

スポーツ先進国のアメリカとなると、大学でもこのくらいの設備があるようです。

またキャンパス内を歩いて色々感じましたが、アメリカの大学生は

もう半分社会人のように感じました。なぜかは分かりませんが(笑)

 

このクォリティに対してアスレティックトレーナーや理学療法士が何名いるのでしょう。

その選手に対し何時間のトリートメン卜やストレングスを行うのでしょう。

 

そして僕が一番テンションがあがったのがこちらの部屋。

f:id:boxout_31:20200616134738j:plain

そしてここにもやっぱりミシガン州立大学のロゴ(笑)

施設の凄さに圧倒され「すげぇ」としか言っていなかった僕ですが

このときだけは違った。

 

目がハッとなりニヤニヤが止まらず、

このとき僕が思ったのは「あ、俺はこんな場所で働きたいんだ」

と、突然シンプルな答えが出ました。

 

べットの形はNBAの中継で試合終わりの選手がインタビューを受けたり

ドキュメンタリーを受けているときに寝ているまさにあれでした。

 

でも考えてみると機材等を見てみると

僕が働いている整骨院と特に変わらないということ。

しかし僕らは悪魔でビジネスの為に行っている。

生活の為に行っている。

 

ここもビジネスとは変わらないが

ここのスタッフは売上のことは気にせず、

ただその選手一人の為に集中して治療が出来る。

 

またアメリカのアスレティックトレーナーは国家資格で

ドクターや理学療法士と同等の位置づけにあるとの事。

日本のクリニックでは悪魔で医師の診断により

どの様な施術を施すのか決定される。

理学療法士に決定権はないと聞く。

 

その点柔道整復師の僕としては

急性、亜急性の治療に関しては診断は出来ないが自分で診る事が出来る。

しかし患者さんは結局はお客さん。

この考え方は間違っているが、今の業界はどこも数字からは逃げられない。

 

「こんな場所で仕事がしたい」

そう思ったのはそこにある。

何も利益のこと考えなしに、しっかり選手の状態と向き合って

まずはマイナスからゼロに戻す。そこから先はストレングスコーチに任せ

ゼロからプラスにもっていく。

 

その関係性、環境があれば自分自身の余裕も出来るし

色んなパターンのインプットが可能となる。

これが本当になりたい自分の姿が見えた瞬間でした。

 

f:id:boxout_31:20200331030959j:plain

これからアメリカでアスレティックトレーナーを目指すことも考えました。

でもその前にやらないといけない事に気づきました。

今の自分は「怪我した人やどこか痛みのある人を治す事しか出来ない。」

それだけでいいのか?結局今は整骨院で痛みのある人をゼロに戻しただけ。

より良い、生活の質を上げるためにはそれだけでは駄目。

結局プラスに持っていかないとその人を本当に「治す」ことは出来ていないんじゃないか?

 

柔道整復師の可能性を上げるためにもそれは学ばないといけないと感じ

アスレティックトレーナーではなく、ストレングスを学ぼうと決めました。

実際にアメリカでBOCの試験を受けアスレティックトレーナーとなった方と

対談させて頂いたり、インスタグラムでメッセージを送ったりと現地の情報を集めました。

 

今の日本は情報も進化しているから全然日本で学んでも大丈夫。

むしろアメリカの場合ビザの取得が難しい。

また法律が変わり2020年からはアメリカの大学院を卒業しないと

BOCの試験が受けれないと言うこと。

 

コミカレに入り、4大に編入し、それから大学院を卒業し国家試験を受けると言うこと。やっとそれだけの試練をクリアしてもビザの取得が難しいという事。

 

そんな事実を受け今でも色んな事を考える。

でも「こんなところで仕事がしたい」と思ったその感覚は

今でも鮮明にあり、どんな形であってもいつかは!という思いで

現在整骨院でケアの勉強をしつつ、プロチームにてストレングスをさせてもらってます。

本当にありがたい事ですが、志ざせば近づけるんだと今では強く思います。

 

またこの日男子の練習が午後からという事でしたが

その練習にマジック・ジョンソンがサプライズで来たと後日報告が。

完全なニアミスで、もしかしたら同じ時間にマジックが側にいたのかもしれない。

 

 

f:id:boxout_31:20200331031006j:plain